五色台には、山上部は、安山岩類(サヌカイト+讃岐岩質安山岩)に覆われているが、その下に広がる斜面には色々な地形が広がる。山頂を取り囲む安山岩の崖の下の斜面では、麓に近いほど傾斜が緩くなり、風化した花崗岩(マサ)からできている。風雨によって崩壊し、崩壊土砂は土石流となって、谷を削って平野に流れ山麓に土石流扇状地を形成する。高松市鬼無町・国分寺町などは土石流扇状地である。
讃岐安山岩の下側には、火山の爆発によって出来た陥没地(カルデラ)に凝灰岩・凝灰角礫岩の層が推定される。崩壊・浸食などによって、所々に凝灰岩・凝灰角礫岩の白い層が露出している。
上部には、通称カッパドキアというキノコ型の岩石がある。
資料等:五色台新聞2020年3月25日号より
駐車場:スペースあり
撮影日:2023年1月12日