橋梁名:鴨部川鉄橋
川 名:鴨部川
管理者:コトデン
場 所:公文明・長尾駅間
住 所:愛媛県木田郡三木町井戸・香川県さぬき市昭和
種 類:
規 模:橋長m 幅員m
製 作:
着工/竣工:
解説等
明治45年(1912)に開業した高松電気軌道は将来の複線化に備えて下流側を階段構造とし全国でも珍しい半完成の状態で開業した。大正9年(1920)桁を鋼製化が完了するまで木橋であった。橋脚や橋台には木橋時代に桁を斜めに支えた支保工受け部の痕跡である窪みが残っている。
なお、当長尾線は昭和24年(1949)10月に狭軌用橋桁を標準軌化した。そのさいに橋桁の平行するⅠビームを繋ぐ支材の中央部を切断し、別の鋼材をリベット留めして拡幅した痕跡が残っている。
昭和47年(1972)に災害復旧工事なさい径間が拡大された第4桁に志度線の橋梁架け替えにともなう発製品を今橋工場に回収してストックしてあったものを転用(志度線相引川橋梁の桁を転用したのではないかと推察される)
資料等:琴電100年のあゆみより
文化財指定等:
撮影日:2023年8月18日