寺 名:蓮華山・延命院・寳蔵寺
開 基:伝明等上人
創 建:
宗 派:高野山真言宗
札 所:
住 所:徳島県板野郡上板町七條大道ノ上1
電 話:088-694-4226
由 緒
寺歴によれば、天正八年(1580)七條城主七條兼仲の菩提寺として、明等上人により開基されたといわれ、寺は往古七条栗飯久保にあり、境内八丁四面の巨刹であったと伝えられる。
天正十年(1582)土佐の大名長宗我部元親の阿波侵攻の兵乱に罹り堂宇の全てを焼失し、明等上人によって再建されたが、享保三年(1718)火災の為焼失した。
その後、六十余年間は仮寓であったと推測する。古来寺の所在した栗飯久保地帯は宮川内谷川の氾濫により、度々水害を受けた地帯であり、この難を避けるため天明二年(1782)祐慶上人の時代に、現在地へ移転し新築されたが、嘉永二年(1849)再び大火にあい焼失した。
信徒七條仁界の在、七條鹿蔵氏などの尽力を得、二年後の嘉永四年(1851)に再建され、今日に至ったが、本堂の老朽化著しく檀家中の総意を得、本堂再建の大事業を成就した。
資料等:Wikipedia、現地石碑、Googlemap、など
駐車場:無料
撮影日:2022年11月17日