四国観光スポットblog

四国の観光スポットの足跡を写真で紹介するブログ

カテゴリ: 香川県琴平町

日柳燕石(くさなぎえんせき)と呑象楼<><>
 呑象楼(どんぞうろう)は香川県琴平町榎井・榎井小学校北西角に移築されました。楼内は公開されていないので写真は有りません。
 日柳燕石(くさなぎえんせき)は讃岐の国榎井村に生まれ石崎近潔・三井雪航・岩村南里・奈良松荘などに学び恩師の二人が勤皇家で有ったため生涯に大きく影響を受けた。
 21歳で家督を継ぎ33歳まで遊興・博徒と知られた反面、勤皇の志篤く大和十津川義挙に参加すべく元気な若者を集め待機していたが大和義挙が不首尾に終わったが為に出発を取りやめた。
 高杉晋作も下関で武士以外の若者を集め奇兵隊の組織を作ったのも燕石の意中を表している。
 高杉晋作が幕吏に追われ燕石を頼って来て榎井に亡命したのをかくまい潜匿(長谷川佐太郎の家(今は丸尾本店という造酒屋)・逃亡させたとがから高杉の身代わりになり4年間投獄された。出獄後に上洛して木戸孝允と行動を共にして軍記方として北陸に従軍中に越後柏崎で病死した。墓は新潟県柏崎小学校西側にある。参考資料:現地説明板などによる。
 アクセス:高松からは旧国道32号琴平交差点マルナカ琴平店裏側と榎井小学校との間
 写真は2009年10月16日撮影

 呑象楼
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 燕石の銅像
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 説明板
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<><>県立「琴平公園」<><>
 琴平公園は香川県琴平町の金毘羅宮の南端にある通称金山寺山(152.8m)にあり、遊歩道沿いには紅葉・桜・萩など四季折々の花が楽しめるように整備されている。また沿道には歌碑もあり山頂まで楽しく展望台まで登れるようになっている。頂上には郷土の先覚者「大久保じんのじょう」の銅像が建っている。大久保は道路の整備と瀬戸内海に橋を架けることを言い出した人です。
 山頂展望台からは金毘羅の大門・旭社や遠くはさぬき富士と琴平の町が一望できる景勝地です。麓には金毘羅大芝居(金丸座)重文・琴平公会堂(登録有形文化財)・児童公園などがあり家族で楽しめます。
 四国新聞社選定さぬき百景「琴平」に指定されています。
 アクセス:高松からは旧国道32号を金毘羅へ突きあたりの三差路を右折上部標識金毘羅大芝居方面へ左折登り詰めると左下に駐車場が有ります。(数は少ない)
 写真は2009年10月16日撮影

 公園入り口:右に金毘羅大芝居「金丸座」その奥に進むと金毘羅参道に行く、左が公園です。
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 金毘羅宮大門と旭社
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 さぬき富士
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 琴平町内
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 大久保候銅像
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 児童公園
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 琴平公会堂
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<><>旧金毘羅大芝居(金丸座)<><>
 旧金毘羅大芝居(金丸座)は香川県琴平町の琴平公園入り口にあります。(金毘羅さん参道階段100段目あたりから脇に入ったところに有ります。) 国指定重要文化財に昭和45年6月17日に指定された。
 旧金毘羅大芝居(金丸座)は江戸末期の劇場建築の唯一最古の常小屋と富くじ開札場を兼ねて造られた。 昭和51年に現在地に移築復元され平成15年に耐震構造補強工事(平成の大改修)が行われ「ブドウ棚」(竹で編んだ格子状の天井、花吹雪を散らす)と「かけすじ」(役者などを宙乗りする装置)の痕跡を発見し復元をなした。
 昭和60年より毎年気候のよい春には歌舞伎の公演が行われている。(冷暖房が無いため)東西の有名歌舞伎役者が演じます。(裏方さんは町内の皆さんがボランティアで参加され公演を支えています。)亦 初日の前日にはお練りがあり町内は歌舞伎ファンなどで町内は混雑します。千秋楽にも行事がある。
 旧金毘羅大芝居(金丸座)の見学は公演が無い日の午前9時から午後5時まで見学できます。運が良ければガイドから場内の説明が受けられる。(通り札=見学料大人500円です。)
 資料は現地案内板及びパンフレットなどを参照させていただきました。
 2009年10月17日撮影
  
 
 旧金毘羅大芝居(金丸座)
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 木戸(入場口)
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 劇場入り口と花道(舞台右側にお囃子処)
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 天井の提灯(舞台を照らす)
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 舞台裏の衣裳部屋などがある
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 奈落(回り舞台・せり台の装置)
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 二階客席から
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