【唐櫃の清水と荒神宮】 |
唐櫃の清水は、香川県小豆郡土庄町豊島の檀山から続く急傾斜面と暖傾斜面との傾斜変換点の荒神宮の境内にあります。花崗岩を覆う土庄層群と凝灰岩・凝灰礫岩の境界付近からの湧出している。湧出量は日量50~130立方mで水温は年間を通じて13~14℃とほぼ一定している。
この泉は「霊泉越水」とも呼ばれ、ここを訪れた空海が喉の渇きを覚えて地面を掘ったら水が湧き出たという言い伝えが残っている。
唐櫃の清水は、1929年に「中野喜三郎」の資金的援助により共同井戸として花崗岩を用いて整備された。水場の規模は、約縦10m、横5m、高さ2mである。共同洗い場整備の功績を称えて公民館の庭に銅像が建てられている。
唐櫃の清水は、棚田の灌漑用にと、水道敷設以前には洗い場として地域の日々の交流の場として唐櫃の清水は地域の人々の深いつながりを持っていた。1993年には「さぬきの名水」、2001年には「残したい香川の水環境50選」に選定されています。
唐櫃岡の清水共同用水場(第37-0057号) 、清水観音堂(第37-0059号) 、清水神社(荒神宮)社殿(第37-0058号)、平成13年10月12日 文化庁登録有形文化財に指定されています。
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