四国観光スポットblog

四国の観光スポットの足跡を写真で紹介するブログ

カテゴリ: 愛媛県新居浜市

【小足谷接待館と傭人住宅】
 小足谷接待館と傭人住宅
明治期に入って急速に鉱業の近代化が進む中で、それに伴う各界の要人が頻繁に来山するようになった。そこで明治34年(1901)一般人が経営していた「泉亭」を改装して別子接待館として営業を開始した。因みにこの年の10月には住友家15代家長(友純公)が宿泊されている。この煉瓦塀も恐らくその時点で築かれたものであろう。
 接待館周辺には、煉瓦塀を廻らした邸宅跡が残っている。歴代の採鉱課長・醸造課長・など20棟ほどの傭人住宅やクラブなどが立ち並んでいた。以上の記事は現地説明案内板より転載しました。
 写真は、2010年8月16日撮影
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【別子銅山Ⅱ:小足谷集落跡と醸造所跡】
 小足谷(こあしだに)集落跡と醸造所跡
 醸造所辺りは別子銅山で最も新しく開かれた集落である。

 小足谷集落
 小足谷集落は大きく分けて3つに分かれ、小足谷の橋を渡る手前とその対岸の朝日谷集落には労働者が住み、往還に沿って商家が軒を連ねていた。この辺りを下前集落とし、少し先からは傭人(ようにん)の集落で俗に上前集落として区別した。

 醸造所
 醸造所では、味噌と醤油の製造所で、煉瓦造りの窯や煙突の跡が今も残っている。 一段上の広い敷地では、小足谷醸造所跡である。別子銅山で酒の醸造を始めたのは明治3年(1870)からで、最盛期には年間100キロリットルも製造していた。銘柄は、「ヰゲタ正宗」、別名「鬼ごろし」とも言った。以上の記事は現地札銘板より転載しました。
 写真は、2010年8月16日撮影

 小足谷集落:この山で採れる石を利用して石垣を作り平地を作って建物を作った。
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 建物の後には杉が植樹したような立派な太い杉・松などが成長している。
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 醸造所のレンガの煙突(かなり傾いている。)
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【別子銅山:円通寺跡】
 別子銅山(べっしどうざん)は、愛媛県新居浜市の山麓部にあった銅山。1690年(元禄3年)に発見され、 翌年から1973年(昭和48年)までに約280年間に70万トンを産出し、日本の貿易や近代化に寄与した。一貫して住友家が経営し(閉山時は住友金属鉱山)、関連事業を興すことで発展を続け、住友が日本を代表する巨大財閥となる礎となった。
 最初の採鉱は海抜1,000メートル以上の険しい山中(旧別子山村)であったが、時代と共にその中心は新居浜市側へ移り、それにつれて山の様相も変化していった。坑道は全長700キロメートル、また最深部は海抜マイナス1,000メートルにもおよび、日本で人間が到達した最深部である。
 皇居前広場の公園内に現存する楠正成像は、1900年(明治33年)に別子銅山の銅で献納された。 また、1900年の銅山川鉱毒事件など、鉱毒事件が数回発生した。
 閉山後の今は植林事業の成果もあり緑深い自然の山へと戻って、夢の跡のような産業遺跡がひっそりと佇んでいる状態である。※ウィキペディアフリー百科辞典より転載しました。

 鉱山の発見
 大坂屋久左衛門経営の伊予国立川銅山で働いていた切場長兵衛は立川銅山に隣接する足谷山(別子)に銅鉱が連鎖しているのを覚り、備中の吉岡鉱山に住友の田向重右衛門を訪ね、見込みを告知した。田向は部下とともに長兵衛を案内人に、大坂屋に気づかれないように天満村から険しい山中を踏み越えて足谷山に入り、大鉱脈が横たわることを確認した。※ウィキペディアフリー百科辞典より転載しました。

 円通寺址
 登山口から13~4分ほど登ると円通寺址がある。江戸時代から明治時代のお墓が残っている。別子銅山専用の墓所であった。この谷の上段に広い寺床があり、そこに銅山の頼み寺「円通寺」があった。雲谷山三業院円通寺小足谷出張所で、本寺は別子山保土野にあった。大正5年(1916)別子銅山が嶺北の東平(とうなる)へ移った後、大正8年(1919)火災により焼失したため寺の機能は別子山白尾の南光院境内に遷された。山内に眠る諸精霊の供養は今も続けられ、毎年8月初旬には住友金属鉱山(株)始め住友関係者が登山して南光院住職導師のもと懇ろな供養が行われている。
 写真は2010年8月16日撮影
 地図は、ワイワイマップにスポット投稿します。

 別子山絵地図
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 別子山登山口(駐車場・便所あり)
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 円通寺跡
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