寺 名:九品山 浄土院 極楽寺
本 尊:阿弥陀如来
700-10

700-20

700-30

700-35

700-40

700-60

700-70

700-80

700-90

700-100

700-110

700-120

700-130

700-140

700-150

700-160

700-170

700-180

創 始:
宗 派:石鎚山真言宗総本山
住 所:愛媛県西条市大保木4-36

電 話:087-897-0118
由 緒
 天河寺が廃寺した後にその尊像を移したものといわれる。石鎚の別院の名で知られ、口伝には役小角が石鎚山を開くとき、龍王山で霊験を感じて彫ったのがこの寺に祀られている石鉄蔵王大権現の像であり、鎮守とする八大龍王、波切不動明王も共にその時の作という。
 龍王山は寺の前にそびえる峻峯で、山頂には龍王の祠がある。ここは昔から極楽寺で雨乞い祈祷が行われる時の霊域である。龍王山から仰ぐと石鎚山が近くに見える。古来の信仰の発生した過程の当然であることがうなづかれる。
 第二次世界大戦の後、昭和二十年(1945)十二月二十八日宗教団体法が廃止されて、これに代わる宗教法人令が出来た。この法に基づいて極楽寺は住職「神野宥乗」が本山御室派から独立して一派を興した。石鎚山真言宗という。
 この寺には、銀納義民として、郷土人が追慕する「工藤治兵衛」らの位牌を祀る。境内には義民の記念碑があり、これは明治二十三年(1890)大保木の人「工藤弥五郎」が建てたものである。
札 所:新四国曼荼羅霊場(弥陀三尊)
文化財:
資 料:現地説明板など
関連ブログ:極楽寺別院