神社名:飯積神社
祭 神:倉稲魂命、足仲彦天皇、気長足姫尊、国魂愛比売、十城別王
創 基:
元社格:郷社
住 所:愛媛県西条市下島山甲1883
電 話:0897-55-2954
由緒等
社伝には仲哀天皇、神功皇后がこの山の櫟(いちい)の木で柄杓を作られという。祭神は五座であるが、倉稲魂命を本座とするのでここに記する。足仲彦天皇と気長足姫尊は社伝によて祀られたことと考えられるが、国魂愛比売と十城別王とが祀られているこには注意しなければならない。
国魂神は原住民の信仰していた神で、後の来住者がこれを崇敬して祀ったものである。十城別王は景行天皇の皇孫であり、伊曾乃神社に主祭神とされる武国凝別命が景行天皇の皇子であるということか判断し、当地方における大和朝廷の国土鎮定方策を察することもできる。主神に倉稲魂命をおいたことも先住民撫育の第一方針であったと考えられよう。
この神社の秋季大祭の奉仕する太鼓台は華麗、勇壮を誇るもので現在六台ある。
【西条祭りは伊曽乃(いその)神社、嘉母(かも)神社、石岡(いわおか)神社、飯積(いいづみ)神社の4つの神社の秋の例祭の総称。】
撮影日:2025年1月2日
駐車場:無し
ホームページ
資料等:香川県立図書館蔵:西條市誌などより
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