小河謙三郎翁壽胸像
【詳細不明】
700-10

700-20

700-30

業 績:篤志家
出身地:香川県高松市
場 所:高松市中央公園

解 説:
 この地は、永年市民に親しまれ、幾多の名選手を生み育てた高松市立中央球場あとである。
 同球場は、昭和二十二年五月故小河謙三郎翁はじめ、野球を愛する多くの市民の熱意と献身により建設され、爾来、三十余年に亘り我々の心に潤いと活力を与えてきたものである。
 このたび、中央公園の整備にともない中央球場に飾られていた同翁の胸像をここに移し、同球場を記念するとともに、氏の功績を称え、ここに顕彰する。昭和六十年十二月 高松市長
 小河謙三郎翁は、高松の富商の生まれで、代々、松平家に仕え、藩主から租税徴収の役目を命じられるほどの家格であったが、商用で大阪へ出張するうちにコメ相場の魅力にとりつかれ、店を処分し、その金を持って大阪に移り住んだ。
 米相場で大成功し、堂島屈指の相場師として名を馳せた人物だそうです。
公共事業や救済義捐、郷里の学校や神社、仏閣などに寄付を惜しまない人であったということです。
像製作者:新田藤太郎(多くの銅像を残している)
資 料:現地説明板など、
撮影日:2018年10月12日