名 称:宍喰浦の化石漣痕
住 所:徳島県海部郡海陽町宍喰浦
場 所:マピオンマップ↓↓↓↓
マップコード↓↓↓↓
427 187 769*50
見どころ
 第3紀始新世から漸新世に生成された舌状漣痕で、露頭面積も広く、彫刻も深く、かつ数種の異型のものが別々の層をなしている。細互層の砂岩下面には、当時の生物の生態痕などの底痕が残されている。
 流れ漣痕としてその規模、保存状況などわが国でも代表的なものであり学術上の価値は高いと認められる。
文化財:天然記念物
指定日:昭和54年11月26日(1979)
資料等:文化庁データベース、現地説明板など、
撮影日:2019年3月1日
駐車場:無し(路駐)
周辺施設:
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「宍喰浦の化石漣痕」は、約4500万年前、新世代第三紀の始新世中期に生成にされた水流漣󠄁痕で、露頭面積も広く、彫刻も深く、かつ数種の異型のものが別々の層をなしている。地層は四万十帯、室戸半島層群の奈半利川層に属し、泥岩と互層する細粒砂岩層に上面には、水流漣󠄁痕を見ることができます。代表的なものは、波長数10cmの舌状漣痕です。水流漣痕は、断面の形態が非対称で、一定方向の流れによって形成され、当時の水流が海溝軸に沿って、東北東から西南西に向かっていたことが伺われます。下面には底生生物に生痕化石が見られ、日本海溝の水深4000mを超える陸側斜面で見られる生物の這い跡に比類されmす。当時の海溝に至る陸側斜面深部の海底の様子を物語るものです。地層面は東西に延び、北側に高角度で傾いており、海洋プレートの大陸下への沈み込み伴い、大陸側に傾きながら押し上げられた付加運動によるもんです。
【現地日本語説明板より転載しました】
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