神社名:八坂神社
主祭神:神速須佐の男尊
創 祀:杉本太郎義家
住 所:高知県長岡郡大豊町杉
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由 緒
当社は、平安時代の延喜十二年(912)、京都から来た杉本太郎義家という武士が、境内の杉の根元に祇園牛頭天王、貴船大明神、行基菩薩の三尊像を祀ったのが創祀。
神体は、木像である。古来から産土神でもとは、祇園牛頭天皇といったが、明治元年改称されたものである。
神社記に、「杉のナロ午頭天皇、または天王、昔当村牢人鎌倉から勧請に由、社地に大杉二本有り、杉一本は半囲四丈九尺、一本は半囲三丈七尺、宮床三代、本田なし、貢物は地下よりこれを立てる。」とある。
合祭の神社一社あり。祭神は大物主神、明治元年聖神社と改称、棟札に宝永七年(1710)地下人これを建つとある。
明治100年記念事業おして昭和四十七年十月改築した。工事費七百余万円、八幡造りの社殿で、拝殿の虹梁と木鼻の巻龍の彫刻は見事である。【棟梁は阿波の浦辺理盛(まさもり)。現在もDNAを持つ工務店がある。】
解 説:昭和五十二年(1947)四月、当時9歳の美空ひばりは、公演旅行中に交通事故に遭い、大豊町で療養した。一ヶ月後、高知病院に転院することになった「ひばり」は、当社に参拝し、杉のオオスギに「日本一の歌手にしてください」と願かけた。14歳の時に当時世話になった人々にお礼を兼ねて大豊町を再訪し、当社に参拝している。【オオスギ・美空ひばりの件は後日記事にしたいと思います。】
文化財等:
資 料:大豊町誌など、
協 力:大豊町教育委員会
近隣施設:道の駅「大杉」、杉の大杉(特別天然記念物)、
撮影日:2017年2月9日
本殿
番匠中山
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