神社名:琴平神社
主祭神:大物主命
創 祀:江戸時代前期
住 所:高知県土佐市高岡町
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電 話:
由 緒
 文化十二年(1815)に武藤到和・平道の父子により編纂された土佐国地誌『南路志』によれば、寛文八年(1668)清滝寺本堂が全焼する火災があった。琴平神社の創建は、火防及び一宇繁栄を祈念して、その後に金毘羅を勧請したと伝えられ、その時期は今から三百二十余年前と推定される。神社本殿は「奉再建山神宮」とある天保二年(1831)の棟札により、構造や風化などからも、この時代のものと推定される。 
解 説
 清滝寺境内に鎮座している。
 本殿は一間社入母屋造り平入りの杮葺きで、正面に一間の向拝を付けている。高知県近世社寺建築の中でも数少ない形式であり、小社ではあるが、この地域の当時の建築技術を示すものとして注目される。全体の形から細部の彫刻に至る意匠も美しく優秀であり、学術的、歴史的にも価値あるものと判断された。
資料等:現地石碑、Wikipedia 
文化財等:本殿:高知県保護有形文化財 平成八年四月三十日指定
撮影日:2016年2月24日
近隣施設:清滝寺

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