寺 名:吉祥山 無量寿院 乗台寺
本 尊:不動明王
開 基:
宗 派:真言宗智山派
住 所:高知県高岡郡佐川町甲1746
電 話:0889-22-0633
由 緒
 南北朝時代の正平19年(1365)佐川郷三野城主によって建立開基されたもので、戦国時代佐川城主三野氏、中村氏、久武氏の菩提寺として法燈燦然四隣を照らす。
 その後、徳川時代に至り、深尾城主の祈願寺と定められ、本尊不動明王を勧請す。
 又、当寺は高吾北の本山格にて、東光寺、八幡寺、宮原寺、横倉寺、妙福寺、法華寺、法輪寺、禅定寺の末寺があったが、何れも明治四年に廃寺となり当寺に合併されている。
 当寺は、境内には、本堂、大師堂、観音堂、地蔵堂、佐川文殊堂、梵鐘堂、宝物殿等がある。
 【元越知町遊行寺が起源だが、南北朝時代に佐川郷三野城主、三野三郎左衛門惟宗朝臣師信(みのさぶろうざえもん これむねあそん もろのぶ)が佐川へ移転して乗台寺と命名した。徳川時代に入り、土佐藩筆頭家老の深尾氏が佐川に封ぜられるにおよび、同家の祈願寺と定められた。】
解 説
 庭園(ひさご園)
 深尾二代目重忠公の奥方病気の時、平癒祈願をなし効験あり、全快の御礼として築かれたものと伝えられている。
 江戸時代初期の作庭にて和式泉水庭であり、昭和十年に文部省の指定名勝、昭和三十一年より高知県指定名勝に移行している。土佐三名園の一つである。
 見学無料。本堂前に靴を脱ぎ縁側に添って回り込んで見学します。尚、寺事務所に一言挨拶をしましょう。この時期は、紅葉が美しくなっているかも。

文化財:高知県指定名勝=ひさご園
資 料:現地説明板など、
撮影日:2016年10月19日
近隣施設:牧野公園、青源寺、佐川古町、

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佐川文殊
江戸時代から祀られております。獅子に乗った三寸八分の文殊尊です。毎年七月二十四日の大祭には老若男女をとわず大勢の人が参拝され町内随一のにぎわいを見せます。
 受験・学業成就・福智増長・商売繁盛・健康増進にご利益があります。
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