古墳名:気延山古墳群矢野の古墳
住 所:徳島県徳島市国府町矢野
場 所:気延山東端の標高約二十四m地点に作られている。
形 式:円墳・南側に開口、複室構造をもつ横穴式石室 石室には、徳島県産の結晶片岩が使用され、棺はない。
規 模:直径17.5m 
石 室:全長11.5m高さ2.8m 手前に前室という区画を持つ徳島県では珍しい複室構造を持つ、奥の鏡石は2mを超える巨大な石材を使用し、天井は上に行くほど狭くなる持ち送り構造により高さを確保している。
羨 道:両袖式
築造期:古墳時代6世紀後半に築造、7世紀頃まで埋葬に使用されていたことがわかった。
史跡指定:徳島県指定史跡 昭和28年7月21日指定
解 説:石室の床には、平らな河原石が敷き詰められており、発掘調査の結果、須恵器、土師器、金環などが出土した。また、石室の入口付近からは、平安時代の土器も出土しており、祭祀などが行われていたようである。
資料等:現地説明板など
撮影日:2015年3月22日
近隣施設:国分寺、常楽寺、観音寺、井戸寺、阿波史跡公園

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