野間馬ハイランド
愛媛県今治市野間甲8 0898-32-8155
入園料:無料
休園日:毎週火曜日(祝日は翌日)・年末年始
遊 具:有り

<><>野間馬
野間馬は江戸時代この乃万地方でつくられた日本で一番小型の馬です。性格はおとなしくてかしこく力もちです。女の人や子供たちにも容易にあつかえるので、愛媛県の山間部や瀬戸の島々の農家で数多く飼われていました。ところが、明治の中ころから農用馬も軍馬にも使える大型馬にするための政策がとられ、野間馬はだんだん減ってゆきました。太平洋戦争後は馬に代わって農機具が普及し物を運ぶにも自動車が使われるようになり、やがて野間馬はほとんど目にふれることがなくなりました。まさに、絶滅寸前のこの馬を救ったのが、日本の伝統文化を大切にしょうとこころがけている松山の長岡悟先生でした。先生は、この可愛い野間馬を後世に残しておこうと考えられ、昭和三十四年、愛媛県をくまなく歩いて野間馬を集められました。それから十数年苦労して繁殖に成功された後、昭和五十三年に野間馬のふるさとである今治市へこの貴重な馬四頭を寄贈されました。今治市ではさっそく野間馬保存会をつくり、地域のみんなで力を合わせて保存育成に取り組んできました。
 こうして野間馬は絶滅の危機からまぬがれ今や郷土の文化財として、また観光資源としても注目されています。野間馬ハイランドが整備されたことを記念して碑を建て、長岡悟先生をはじめ関係者のみなさんに深く感謝します。
 現地石碑より転載しました。

<><>野間馬の特徴
体高は120cm以下
体に比べて頭が大きい
たてがみが多い
ずん胴な体型
尻は短く斜尻
蹄が固く蹄鉄がなくても大丈夫!
日本の在来馬のなかでも一番小さい
野間馬は、昭和六十年十月に日本馬事協会より全国で八番目の日本在来馬に認定され、昭和63年4月には今治市の指定文化財に指定されています。
乗馬できます。(有料)
馬には名前が付いています。

撮影日:2014年6月19日

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