久保の大杉 徳島県徳島県勝浦郡上勝町生実
樹齢1500年 樹高60m 幹周8.40m
 その昔、大杉周辺に100本の杉、浅木があり、百姓「吾作」という人が開墾しようとまず浅木を伐り炭に焼いたが、最後の炭窯は火が二十日も消えず、出来た炭は非常に堅く天秤棒にしたとか・・・。
 残りの大杉を伐りにかかったが、三日伐っても四日伐っても「ヘビ」が木から落ちてきて伐れず、ついに十日でも伐れなかった。ノコギリ溝は翌日繋げていたと言う。そこで他の人が「おら」が伐ると三日伐っても前と同様伐れなかったので、山の神を祀る様になり、旧暦七月二十五日、現在(八月二十五日)に七つ道具を揃えてお祭りしている。現在は山の神、長寿の神として信仰する人がふえている。以上の文は現地説明板より転載しました。
白山大権現(伝説)
 現在、野尻大杉荘の南70mの地に大岩がある、昔、この大岩の周囲が池であり、大白蛇が住んでいたと言う。ある人がこの池を埋め水田にしたため、大白蛇は住めなくなり、久保の地に池を作ってくれるなら水には不自由させんと言ったが、池を造る人がなく、大白蛇は殿川内の綾の淵へ行ったが、お祭りだけは白山大権現ちして祀る様になり、当時は御殿みこし、だんじり、舞台等もあり、現在舗装が出来ている処が馬場である。其の後、野尻八幡宮に合祀されたが、此の地に不幸が続き、再びここに祀り十月十四日にお祭りをしている。無病息災のかみとして参拝される人も多い。以上の文は現地説明板より転載しました。
撮影日:2013年9月11日
場所はスポットノート『樹木map/伝説・民話map』に投稿します。
 
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