八重地の棚田 徳島県勝浦郡上勝町 平成21年「にほんの里」100選
この棚田は、圃場整備(水田の一枚一枚に用水路、排水路、農道を配置し、区画を大きく整形することで効率的な農作業と生産性の高い水田を造成する事業)をする時、四角形の田んぼにはせず、景観保全を重視し整備前の丸びを帯びた形を出来るだけ残した形となっている。高齢化や過疎化の進む中山間地域で、棚田の景観に配慮しながら考えた画期的な圃場整備の事例。 平成14年11月末にほ場整備が完成
以上の文は現地説明板より転載しました。
この棚田は、圃場整備(水田の一枚一枚に用水路、排水路、農道を配置し、区画を大きく整形することで効率的な農作業と生産性の高い水田を造成する事業)をする時、四角形の田んぼにはせず、景観保全を重視し整備前の丸びを帯びた形を出来るだけ残した形となっている。高齢化や過疎化の進む中山間地域で、棚田の景観に配慮しながら考えた画期的な圃場整備の事例。 平成14年11月末にほ場整備が完成
以上の文は現地説明板より転載しました。
田中家住宅 昭和51年(1976)5月20日国指定重要文化財、附棟札一枚(棟上貞享三年)
田中家住宅は、地区内の的場集落にある。亜鉛引き鉄板葺きの四方寄せ棟造りで四面に瓦葺の庇が回してある。棟から庇に向かう稜線は丸みがあり、軒先が跳ね上がる阿波独特の屋根構えは大変美しいものがある。 屋根はブルーに塗装されている。建築(棟上)は貞享2年(1685)、桁行き約14㍍。阿波最古級の住宅である。
住人(高齢の女性)がいれば座敷だけは雨戸を開けて見せていただける。もともとは茅葺きであったが、周辺の茅場は、杉、檜を植林をしてしまった為、茅の手当が出来ず、共に屋根葺き職人及びコストの面でトタン葺きになってしまった。トタンの塗装は、住人自ら行っている。(コストを抑えるため) 母屋の裏側にあった倉庫も災害で崩壊し今は更地になったままで、蔵に有った長持ちなど数点は現存する。玄関などは変更されている。座敷には畳が敷かれたため囲炉裏は見えなくなりましたが、天井には煙抜きが残っている。
以上の文は聞き取りに依る。
写真は、2013年9月11日撮影
場所は、スポットノート『古建築物map/公園・景勝地のmap』に投稿します。
場所は、スポットノート『古建築物map/公園・景勝地のmap』に投稿します。
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