古墳名:弁慶の岩屋
住 所:徳島県小松島市芝生町大獄
形 式:
規 模:
石 室:
羨 道:
築造期:古墳時代後期(六世紀後半)
史跡指定:徳島県史跡 昭和28年7月21日指定
解 説:「弁慶の岩屋」と呼ばれるこの横穴式古墳は、全長約10mの石室を持つ。天井部分や側石には7.5tから10tもの巨石が使われており、被葬者は六世紀後半に造られた地域の有力者の墓と推定されている。
この地区には「弁慶の岩屋」、「義経の岩屋」などの数多くの古墳があったが、山崩れによって崩壊し、現在は土砂が流出してしまって、巨石でつくられた石室だけが残っている。六世紀後半に作られた横穴式石室の古墳で、ここから「須惠器、まが玉、菅玉」が出土している。
 地元の人々は、巨石でもって構築されていることから、弁慶なればこそ築いたものだと「弁慶の岩屋」と呼んで
いる。天井には7.5トンから11トンもある大きな石を数個使用している。
 以前は「弁慶の岩屋」の東前にすこし小さな「義経の岩屋」もあったが、戦時中に山を開墾し、どこかへ取り去ら
れたと古老から伝承されている。
文は、現地説明板&小松島市HPなどより転載しました。
写真は、2013年6月25日撮影
場所はスポットノート『遺跡・史跡map』に投稿します。
 
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