出羽島港口の東西の大波止の積石 徳島県海部郡牟岐町出羽島 牟岐町史跡指定 平成20年8月19日
 出羽島(てばじま)は、牟岐港から3,7kmの太平洋上にある。港口の大波止の積石は、明治四年頃に、官費半額と住民の負担半額を以って構築された。
 その長さは、西側44m、幅7,2m、高さ4,6m 東側は長さ28,4m、幅7,2m、高さ4,6mである。
 先人の苦労の跡が残る石積の価値は大きい。なお、内側に二ヶ所崩れた積石の跡が遺っているが、この積石以前の築造であるという。
 漁村に残る歴史的価値の高い史跡として保全に努めたい。
 平成24年1月24日 牟岐町教育委員会 説明板より転載しました。
 水産庁は、平成18年2月17日に未来に遺したい漁業、漁村の歴史文化財百選に選定した。
 http://www.gyokou.or.jp/100sen/100sen-pdf/100senlist.htm
 港の積石波止は数多く見たが、ここの波止のように丸い自然石で積み上げたのを見たのは初めてでした。近代化土木遺産に指定されても可笑しくない建造物でした。
 写真は、2013年2月5日撮影
 場所は、ワイワイマップ『港(商業港・漁港)のMAP』にスポット投稿します。
 
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港内水に沈んでいるのが旧波止
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出羽神社
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港外で波打っている所が丸石で出来た州鼻
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