【空海伝説と室戸】
 空海が19歳の時、室戸に立ち寄り海と空しか見えない洞窟で修行して悟りを開いたと云われる伝説がある「御厨人窟(みくろど)」=海食洞と「神明窟(しんめいくつ)」=海食洞があります。御厨人窟では、修行中の生活を神明窟では、修行を行った所と云う。また、国道脇の側面には、天狗の横顔に見える「天狗岩」=海食崖もある。
 空海が修行時は、海面が近かったと思われます。1000年位前に約4mの急激な隆起があった。

 室戸岬の御厨人窟(みくろど)で修行をしているとき、口に明星が飛び込んできたと記されている。このとき空海は悟りを開いたといわれ、当時の御厨人窟は海岸線が今よりも上にあり、洞窟の中で空海が目にしていたのは空と海だけであったため、空海と名乗ったと伝わっている。
 空海という名をいつから名乗っていたのかは定かではない。無空や教海と名乗った時期があるとする文献もある。

 弘法大師に関する伝説は、北海道を除く日本各地に5,000以上ある。
 「護摩の灰」弘法大師が焚いた護摩の灰と称する灰を、ご利益があるといって売りつける、旅の詐欺師をいう。後に転じて旅人の懐を狙う盗人全般を指すようになった。時代劇などに出てくる「ごまのはい」はここから来た。
 文は、Wikipedia&室戸ジオパークパンフレットなどより転載しました。
 写真は、2011年8月9日撮影。
 場所は、ワイワイマップにスポット投稿します。

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 御厨人窟
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 御厨人窟の内から太平洋
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 神明窟
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 天狗岩
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 行水の池 空海が行水をした場所だと言われている。=ノッチ(波食窪)
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 眼洗いの池 空海が池にたたえられた水を加持し、人々の目の病気を治癒したと言われる。
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 室戸青年大師像
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