寺 名:円鏡山・大智院・能仁寺
本 尊:阿弥陀如来
開 基:順諦大和尚
創 建:慶長10年(1605)
宗 派:浄土宗
札 所:
住 所:愛媛県伊予郡松前町筒井315

電 話:089-984-5008
由 緒
 64年を経て火災にあったが、天和2年(1682)諦誉和尚が再建し、寛政8年(1796)憫誉和尚が再度再建した。天保3年(1832)には長誉和尚が山門を改築した。
 現在の本堂は、昭和28年 (1953)12月31日に再建された。 本尊は阿弥陀如来である 。 寺宝には、霊巌和尚(知恩院第32世)自筆の「直富笈」• 明治2年(1896)宗門帳がある 。境内には、毎年旧暦正月16日頃に咲く「雪勝の桜」(日清の役の大本営に一枝を送ったところ、日本軍が連戦連勝したことから、この名に改められた)がある 。またべえまた後藤又兵衛夫妻の供養五輪塔のほか、俳人野沢喜久三郎、教育者赤星大龍の碑、及び水利土木建設に力を注いだ西谷広助の頌徳碑がある 。 
資料等:伊予の隅々こたろう博学研究所様、松前町教育委員会pdf、
駐車場:無料
撮影日:2020年10月21日
近隣施設:


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後藤又兵衛の墓 
 筒井の大智院の門をくぐると、左手に二基の五輪の塔がある。一基は後藤又兵衛基次、もう一基はその妻の墓といわれる。当時の日記によると又兵衛は、元和元年、豊臣氏が滅んだ後、落武者となり旧友の松山城主、加藤嘉明を頼って、伊予の国にやってきた。当時、徳川家では、又兵衛の捜索が厳しく、そのため名を弟の市郎右衛門と偽り難をのがれ、寛永11年死に至るまで松前、筒井に住んだ。又兵衛は在世中、農業奨励、荒地の開墾など、地方農業に貢献し、後藤新田、後藤の堰など事跡が多く残っている。

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雪勝の桜
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