【金山・出石寺】
 金山(きんざん)出石寺(しゅっせきじ)は、四国別格二十霊場七番札所、愛媛県大洲市長浜町にあるお寺です。宗派は真言宗御室派 開基は道教法師 本尊は千手千眼観世音菩薩

 開創は養老二年(718)六月十七日である。宇和郷田中庄に住する猟師作右衛門が、狩りに出て一匹の鹿を見つけ、そのあとを追うて山に登り、まさに鹿を射殺そうとしたところ、突然全山振動して光明赫赫と輝き、鹿の姿はかき消え、鹿の立っていた足下の岩が真二つに割れ、千手観音菩薩・地蔵菩薩の像が地中から湧き出して金色の光を放った。
 この奇瑞を目撃してから、作右衛門は殺生を業とする生活をやめ仏道に入り、自ら道教を名乗りこの仏像を本尊とし、出石寺と命名した。
 空海巡錫の砌、「三国無双の金山」なりと賛嘆され、後世この仏像が粗末に扱われ冥罰を蒙ってはならぬと、石室に密閉して秘仏(五十年ごとのの開帳、次回は2018年)とされ、護摩供を修法されたと言う。
 平安時代前期、この地で空海が冬期に雪中修行を行ったとの伝説がある。

 開山当初の山号は雲峰山と称していたが、この山に鉱山があることから空海が金山と改めたという。なお山の北側には硫化銅石の鉱山跡があり、三菱鉱業が明治43年(1910)から昭和20年(1945)頃まで採掘を行っていた。
 昭和16年(1941)大火に見舞われ伽藍が焼失した。昭和31年(1956)に復興した。

 出石寺は出石山(いずしやま)812mの山上に伽藍が広がる。山上からは宇和方面の山々や大洲盆地、久万高原方面が見渡せる。瀬戸内海国立公園に属する景勝地である。
 以上の文は、ウィキペディアなどから転用しました。
0893-57-0011
 写真は2011年9月14日撮影
 場所はワイワイマップにスポット投稿します。

 熊野権現
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 鐘楼仁王門
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 本堂
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 大師堂
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 朝鮮鐘。高麗王朝(918~1392)の時代に朝鮮半島で鋳造された。伝承では朝鮮出兵の際に藤堂高虎が持ち帰り、この寺に寄進したと言われている。総高890mm、口径557mm。重要文化財(工芸品)大正7年(1918)4月8日指定。
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 境内
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 片目地蔵
 江戸時代の住職「秀厳」は、五十年ごとの開帳には到底会えないと思い片方の目で観音様の生えぬけのお姿を拝まれたのである。五十年ごとの縁日以外に本来の姿を見ると、その、余りの「おかげ」のありがたさで目が見えなくなると云う言い伝えの通り、観音様を見た方の目が見え無くなった。秀厳さんが、亡くなられた時(1674)、御供養のためお地蔵さまが作られた。目が一つになった秀厳さんのお地蔵さんは、「一眼地蔵」と呼ばれいました。人々の間では、おかげを頂いた目で、一つだけ願い事が叶えてくださる「一願地蔵」なのだと噂されるようになりました。 
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 地蔵の後ろ姿
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