<><>バクチバ古墳(大石北谷古墳)<><>
 バクチバ古墳(大石北谷古墳)は、香川県さぬき市前山の県道3号脇にある。山の斜面を利用した円墳で塚原古墳群の中では大型の古墳に属します。
 この辺りには、7世紀頃の後期型古墳が多く築造されていたが、戦後の開発によって大部分が消滅し、現在は数基残っており、唯一完全な型を伝えているものである。
 羨道約4m、玄室の長さ4.3m、奥壁には鏡石を使用し、全長8.5mに近い横穴墳である。1989年3月、香川大学丹羽佑一先生の指導によって発掘調査が行われた。また、この古墳の土地は、阿倍忠男氏から町に寄贈されたものである。さぬき市指定史跡の登録されている。以上現地説明版などによる。
2010年4月29日撮影
 アクセス:県道3号を前山ダム方面へ、大石神社への細い農道入り口に小さな道標がある。駐車場はないが大石神社の広い所に止めさせてもらう。(大石神社にも盛土円墳が残っている。) 


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 羨道から玄室
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 天井
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 玄室から外を見た。
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