<><>五穀山・神野寺のモミジ<><> |
五穀山・神野寺は四国別格二十霊場第十七番札所で秋のモミジは香川の名所になっています。
勅命で弘法大師が満濃池の修築の為此の地に帰って来て人々の考えられない早さで仕事を終えたと云う 。大師を慕う人達が近郊は勿論遠方からも大勢集まり為し得た仕事で在ると云う、821年(弘仁12年)に弘法大師が大改修を行った人数は推定32万人と記され、当時の讃岐国の人口は28万人程であることを考えると、いかに多くの人員を動員した大事業であるかということがよくわかる。だがこの大改修で築かれた堰堤もしばらく後に再度決壊、1184年(元暦元年) 決壊以後は再建されず放棄された。
神野寺も長宗我部氏の讃岐侵攻により焼失したが昭和の初めに再興された。大師像は池を見守る様に立っている。この大師像と池の間に大師が造った樋門が残っている。
写真は2009年11月19日撮影
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